5月はミラクルローグでレジェンド到達&500勝達成

5月31日、月末最終日に何とかレジェンドに到達できました。また、ローグでランク戦500勝を達成し、初めてのゴールデンヒーローを獲得することができました。

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5月22日のバランス調整後からミラクルローグを使い続け、ランク4からレジェンドまでの戦績は92勝73敗、勝率55.8%でした。

バランス調整の直後は色々な新しいデッキが環境に現れ、相手のデッキの中身が分からず勝率も5割ほどでしたが、後半はその辺がある程度分かってきたのが大きく、6割以上勝てました。

ミラクルローグは楽しい!

1月にテンポローグで初レジェンドを達成して以来、久しぶりにローグをがっつり使いましたが、やっぱり楽しいですね。楽しくて延々と回していられました。

10日間で165戦もしたのは過去最多だと思います。好きなデッキでレジェンドに行けて、とてもうれしいです。

ミラクルローグは、ぎりぎりの際どい勝負になることが多く、ひとつの判断ミスが勝敗に直結するケースが多いと感じました。中盤以降、常にリーサルダメージを計算しながら、残りデッキから何をどれくらいの確率で引けるかを考えて、限られた時間内で決断する。そんな緊張感が最高でした。実際はミスして負けることも多いですが。

マッチアップの相性は今でもよく分かっていなくて、基本的に遅いデッキに強くてアグロ横展開に弱いとは思うのですが、有利な相手でも楽勝というわけではなく、不利な相手でも十分チャンスはあると感じています。現環境でかなり強いデッキではないかと思います。

ミラクルローグはじめました

5月22日にバランス調整が実施され、《動員》《性悪な召喚師》《暗黒の契約》《取り憑かれた従者》とローグクエストが弱体化されましたね。

自分でも偶数パラディンを散々使っておきながら何ですが、《動員》や《性悪な召喚師》のような、引けるか引けないかで差がありすぎる大味なカードは嫌いだったので、うれしいです。今後の環境がどうなるか、楽しみです。

今月のこれまでのランク戦では、主にコントロールウォーロック、コントロールプリースト、偶数パラディンを使っていて、負ける度にデッキを変えて回してみました。勝率は偶数パラディンが60%、ウォーロックが45%、プリーストが40%ぐらいで、一度ランク1までいったのですが、その後ランク4まで落ちてしまいました。やはり下手すぎてコントロールデッキは使えないということだと思います。偶数パラディンは誰が使っても強いデッキだと思いますが、デッキパワー任せな感じが個人的にあまり好きではありませんでした。

そんなわけで、今月の残りはミラクルローグを使ってみることにしました。

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とりあえず触っているのは有名プロのGyongさんが使っているリストですが、何というか、混じりっけなしの純ミラクルローグという印象です。ここから好みで《ドス》《昏倒》《ヴァイルスパイン・スレイヤー》あたりを抜いてアレンジを加える感じでしょうか。

ローグは使っていて楽しいと思える、一番好きなヒーローです。ランク戦500勝でもらえるゴールデンヒーローまであと80勝ほどなので、それを目指して回そうと思います。

コントロールキューブロック(?)

5月になり、何か新しいデッキを使ってみたいと思い、ここ数日はコントロールウォーロックを使っています。《第一使徒リン》と《ロード・ゴッドフリー》は持っていなかったので、使うあてのないゴールデンカードを還元して作りました。

コボルト環境の頃、キューブロックを使ってみたことがあり、難しすぎて全然勝てなかったのですが、コントロールウォーロックは展開が比較的シンプルでわかりやすく、馴染みやすい感じがしています。使い慣れていない割に、けっこう勝てました。

これまで本格的なコントロールデッキは使ったことがなかったのですが、次々と展開するアグロを捌ききれたときの快感がたまらず、コントロールウォリアー相手に《第一使徒リン》でデッキ破壊して勝つのも気持ちいいです。楽しい。

そんななか、HCT Summer Europe Playoffs のウォーロックのデッキを見ていたら、Sintolol, Seiko, Nicslay の3選手が全く同じリストで、Dawido選手も《酸性沼ウーズ》を《暴蝕ウーズ》に換えただけでした。SintololさんとSeikoさんは同じチームに所属していて、他の2人も研究仲間なのかな。全然詳しくないですが。

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キューブロックというよりも、コントロールウォーロックに《肉食キューブ》と《マナアリの髑髏》と《ドゥームガード》1枚を入れたような形で、個人的にかなり惹かれるものがありました。実際に使ってみても、基本的にコントロールウォーロックでありながら、戦い方の幅が広がった感じで、好感触です。

せっかくなので大会も観たいところですが、こちらの時間(MST)で午前1時からなので、さすがに諦めました。個人的にはSintololさんを応援しています。

4月は偶数パラディンでレジェンド到達

ワタリガラス年が始まり、メタがどんどん回って、昨日7割勝てたデッキが今日は4割も勝てないような環境でした。

当初、コントロールドラゴンプリーストでウォーロックとパラディンを狩り、勝率7割以上あったのですが、途中から出てきたハドロノックス入り挑発ドルイドや性悪ドルイドに全く勝てず、クエストローグやコントロールウォリアーにもかなり狩られました。

その後、奇数ローグやアグロドルイドなどを試しているうちに、4月20日には遂にランク5の底まで落ちてしまいましたが、そこから偶数パラディンを使い続け、4月27日に何とかレジェンドに到達できました。

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ランク5からレジェンドまでの戦績は82勝56敗、勝率59.4%でした。デッキの中身は色々と試しながら変えましたが、最終的に使っていたのが上のリストです。

使ってみた感想

手札事故がとても少なく、安定して戦えるデッキだと思いました。2マナミニオンが多く入っているので、マリガンで全部返しても2ターン目までに何かしら引けることが多いし、仮に引けなくてもヒロパのおかげで最低限の動きはできるので、基本的にマリガンでは2マナは返して《動員》などを探しに行きました。

また、不利マッチはあっても絶望的なマッチアップは少なく、遅い相手にも速い相手にも幅広く対応できるバランスの良いところが気に入っています。《動員》や1マナヒロパによる展開、《平等》を絡めた除去、攻めにも守りにも使える《太陽の番人タリム》など、強い動きのパターンが多いのが強みだと思います。

マッチアップについて

ドルイド

性悪ドルイドは大幅に有利。相手は序盤の動きが弱く、《なぎ払い》も入っていないので、普通に展開していれば自然と有利になり、6ターン目に《性悪な召喚師》が来ても《平等》か《太陽の番人タリム》で返せるので、ほぼ負けた記憶がないです。

挑発ドルイドも有利。結局のところ相手は除去手段に乏しく、こちらは《平等》+《聖別》があるので、長期戦になる前に倒せることが多いです。

ローグ

奇数ローグは五分~やや不利。普通にいけば3ターン目までは盤面を取られてしまうので、4ターン目以降でいかに取り返せるかがポイントだと思います。《動員》のほか、《トゥルーシルバー・チャンピオン》が役に立つ気がします。

クエストローグは有利。普通に戦っていればクエスト達成前に倒せることが多いし、達成されても《平等》絡みの除去や《太陽の番人タリム》で間に合うことも多いです。

ウォーロック

キューブウォーロックは不利。相手は除去が豊富なので厳しいですが、5ターン目までに可能な限り体力を削って、あとは《スペルブレイカー》が刺されば、勝てることも結構ありました。《冒涜》や《地獄の炎》があるので、4マナでは《動員》するよりも《王の祝福》でバフして殴るほうが有効な気がします。

メイジ

秘策テンポメイジはやや有利。4マナスペルを《呪文相殺》されると厳しいので、《トゥルーシルバー・チャンピオン》が盤面を取るのに便利。相手は基本的に全体除去がないので、盤面さえ取れれば勝ちまで持っていけると思います。

コントロールメイジは大幅に不利。除去され続けて《凍血の魔王妃ジェイナ》に変身されるともう勝てないです。

パラディン

偶数パラディンミラーがほとんどでした。どちらが《動員》と《聖別》を多く引けるかの勝負のような気もしますが、基本的には先にミニオンを置ける先攻が有利だと思います。あとは1ターン目にヒロパを打ち合った後の2ターン目に《獰猛なスケイルハイド》を出せると新兵を処理しながら盤面を取れて強いです。

マーロックパラディンはやや有利。とにかく丁寧に盤面を処理してマーロックを残さないことが重要だと思います。どちらが《動員》を引けるかは大きなポイントですが、相手は《聖別》や《平等》が入っていないので、こちらの方が処理が得意な分、有利な気がします。

ウォリアー

急襲テンポウォリアーはやや不利。急襲ミニオンで1体1体処理しながら盤面を取られてしまうので、《動員》を引けないときつい気がします。

奇数コントロールウォリアーは大幅に不利。除去されて装甲積まれて、基本的に勝てない相手だと思います。

プリースト

コントロールプリーストは大幅に不利。相手が事故っていることを祈って攻め続ければ、たまに勝てることもあります。

コントロールドラゴンプリーストつよい

新環境、おもしろいですね。新デッキが次々と開発されて、流行りのデッキも毎日違っていて、とても楽しいです。

自分でも色々なデッキを試していますが、その中で特に強いと思ったのが、Theoさんが4月14日にEUでレジェンド1位を達成したドラゴンコントロールプリーストでした。(達成の瞬間はたまたまTwitchで見ていました。)

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豊富な除去と回復で凌ぎながらドローを進めて《アレクストラーザ》や《思念撃破》でのフィニッシュを狙うのが基本ですが、幅広いマッチアップに対する回答を備えていて、とにかく完成度の高いデッキだと思いました。

キーカードなど

スケイルワーム:ミニオンを処理しながらアタック5を残す動きはテンポ最強。

熱狂する火霊術師:対パラディン最強。

ダスクブレイカー:相変わらずインチキな強さ。

心霊絶叫:優秀なお守り。断末魔や復活の対策にも有効。

始祖ドレイク:アグロ相手に出せれば一安心。序盤で引いたら手札ドラゴンとして活用。

アレクストラーザ:攻めにも回復にも使える便利な存在。序盤で引いたら(略)

影刈アンドゥイン:文句なく強い。必須。

思念撃破:DKヒロパとこれ2枚での10マナ16点バーストが基本。

聖なる賛歌:ヒーローを6点回復できるのは大きいし、火霊術師やノースシャイアとのコンボも噛み合っている。

マッチアップの感想など

奇数パラディン、偶数パラディン

大幅に有利。序盤から終盤まで《熱狂する火霊術師》が刺さり、特に序盤で《真言・盾》で大きくしながら盤面を処理できればほぼ勝ち。

火霊術師を引けなくても、相手は早いターンから大ダメージを出すデッキではないので、ぼちぼち除去しながら回復していれば、何かしらの対応手段が間に合うことが多いです。

キューブウォーロック

大幅に有利。《山の巨人》には《密言・死》、《ヴォイドロード》には《心霊絶叫》や《精神支配》で返せるし、《マナアリの髑髏》も《酸性沼ウーズ》や《ハリソン・ジョーンズ》で破壊できるので、よほど事故らなければいけると思います。

奇数フェイスハンター

不利。序盤からどんどん顔を削られて耐え切れないことが多い。《殺しの命令》などで手札からダメージを出せるのも大きく、厳しい相手だと思います。

テンポローグ

五分~やや有利。マリガンで《酸性沼ウーズ》を残しておくと、後攻2ターン目、先攻3ターン目あたりでヒロパ武器を破壊して少しテンポを取れることが多い。ローグは回復がないので、顔を削れるときに削っておけばプレッシャーをかけられると思います。

テンポメイジ

五分~やや不利。《ダスクブレイカー》は刺さりますが、ちょっと事故ると持っていかれることも多いです。

コントロールウォリアー

大幅に不利。コンボOTKプリと違って早い展開が不可能なので、奇数ウォリでもクエストウォリでもきつい。というか、ほぼ勝てないです。

新環境に向けて

あと1週間ほどでハースストーン新年度が始まりますね。

私は騎士団環境の半ば(ナーフ後)にこのゲームを始めたので、2016年リリースの旧神、ガジェッツァンのパックは1個も開けておらず、クラフトも最低限しかしてこなかった(作成したレジェンドは《海賊パッチーズ》のみ)ので、それらがスタンダード落ちして新環境が始まるのは率直に楽しみです。

 

これまで使用してきたデッキを振り返ると

 

騎士団環境(2017年9月~12月初旬)

  • 秘策メイジ(9月ランク13まで)
  • ミッドレンジハンター(10月ランク8ぐらいまで)
  • ズーロック(10月後半~11月)
  • テンポローグ(11月に初めてランク5に到達)

コボルト環境(2017年12月初旬~2018年4月中旬)

  • アグロパラディン(12月ランク5到達)
  • キューブロック(12月後半)
  • フェイスハンター(1月前半のランク上げ)
  • テンポローグ(1月に初めてレジェンド到達)
  • ミラクルローグ(2月前半のランク上げ)
  • 秘策メイジ(2月前半のランク上げ)
  • コンボドラゴンプリースト(2月後半~3月レジェンド到達)

ほぼ使ったことのないクラス

  • ドルイド
    翡翠シリーズ、忘却王クン、ファンドラル・スタッグヘルムなどを持っていない。アグロドルイドは少しだけ触ったけど、単調すぎてつまらなかった。
  • シャーマン
    翡翠シリーズ、進化、退化などを持っていない。ワイルド酒場のアグロシャーマンはめちゃくちゃ強くて爽快で楽しかった。
  • ウォリアー
    必要なレジェンド、エピックをほとんど持っていない。全然流行ってなくて、よくわからない。

 

ということで、新環境では、できれば使ったことのないクラスで遊びたいと考えています。今のところ、新カードの急襲ミニオンを軸にミニオンで盤面を取っていくウォリアーが面白そうだと思っていますが、何にせよ楽しみです。

3月はドラプリでレジェンド到達

3月18日、2度目のレジェンドランクに到達することができました。

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使用デッキは相変わらずコンボドラゴンプリーストで、ランク4の星0からレジェンド到達まで51勝30敗、勝率63%でした。戦績からは順調に上がれたように見えますが、ランク1の星5から4連敗し、結局、最後の星1つを稼ぐのに19戦もかかってしまいました。

レジェンドランクとマッチングするようになると、それまでの環境で見慣れないデッキ(ミルウォリアー、クエストメイジ、翡翠シャーマンなど)を使う人が多く、何度も跳ね返されました。

先月と比べて、不利マッチの新兵パラディンが減ったのは非常にありがたかったです。理由は不明ですが。

 

コンボドラゴンプリーストの感想など

使っていて面白い!

同じデッキばかりで自分でもよく飽きないなと思ったりもしますが、使っていて本当に面白いデッキだと思います。

序盤からミニオンを巨大化して一気に勝負を決めることもあれば、《カバールのカギ爪のプリースト》、《ダスクブレイカー》、《ドラコニッド諜報員》などの超優秀ミニオンでテンポをとって押し切ることもあるし、不利な状況でも最後までOTKでの逆転を狙えるし、色々なゲーム展開を楽しめるところが気に入っています。まあ、勝てるから楽しいというのは当然あります。文句なしのTier 1デッキなので。

マッチアップについて(※個人の感想です)

プリースト(14勝6敗)
性悪プリはやや有利。序盤はスペルでミニオンをバフすることで優位に運べるし、後半戦にもつれ込んでも、何とか耐えていれば、OTKコンボで勝てることも多かったです。

コントロールプリは有利。ゆっくりした展開になり、コンボパーツを揃える余裕ができることが多いので、相手の除去に気をつけながらOTKを狙っていけばいけると思います。

コンボドラプリミラーは、なぜか勝率良かったです。運が良かった気がします。

ウォーロック(10勝4敗)
キューブウォーロックは明確に有利。序盤に巨大ミニオンを作れれば相手は困るし、そうでなくても中盤までに体力面で優位に立てるので、バフや沈黙を絡めて倒しきれることが多いように思います。

コントロールウォーロックはやや有利。最速で《待ち伏せのガイスト》を打たれるときついですが、相手も毎回引けるとも限らないし、《ヴォイドロード》には沈黙や侍祭+狂気ポーションで何とかなることも多いので、全体的にはいけると思います。

パラディン(8勝7敗)
マーロックパラディンは五分に近い不利。《ダスクブレイカー》を引ければ五分、さらに《狂気ポーション》や追加の《ダスクブレイカー》を引ければ有利という感覚です。相手は《神聖なる恩寵》があるので、こちらも惜しみなくカードを切って盤面を処理していけば何とかなることも多いです。

新兵パラディンは明確に不利。《狂気ポーション》や《ダスクブレイカー》で何とか盤面を処理しても、《闇への抵抗》などで次々と展開されると手数が間に合わなくなり、きついです。除去を切るタイミングが重要だとは思うのですが、判断が難しいです。

メイジ(6勝9敗)
秘策メイジは五分に近い不利。どちらがよりブン回るかという運要素が強い印象です。序盤にミニオンを巨大化できれば勝負を決められますが、《マナ・ワーム》や《爆発のルーン》などで盤面を取られて一方的に負けることもよくあります。

コントロールメイジとクエストメイジはよく分からないけど不利なのかな。この世に《アイスブロック》がなければ有利かもしれません。